2009年 12月 07日

【俺の!】Fender Rhodes Suitecase 73

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僕は普段『俺』とは言わないのですが、今回ばかりは『俺の』と言わせてもらいます!家にはかれこれ7年ほど前に5万円ほどで相方が買って来たFender Rhodes Suitecaseっていう1973年製の電子ピアノがありました。経年変化といいますか、ほったらかしといいますか…そりゃもう!ゴミです!酷いもんです。

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○合成革(TOLEX)はボロボロ…
○ガムテープの強引な修復によりベタベタ…
○かれこれ4年ほど前からまともに音も出なくなりました…

なのに、だれも見て見ぬふり。。。



ちなみにSuitecaseというだけに、鍵盤部とスピーカー部がすっかりしまえて、コンパクト?なのかというと大間違い!ひっくり返るほど重たいし、デカイです。決して旅にはでれませんし、ちょっと動かすとチューニングが狂ったりもする非常に使い勝手が悪いピアノなのです。しかし60年代後期〜70年代に一斉を風靡した電子ピアノで、ジャズやソウル、ロックで数々の名盤を作り出した名機でございます。誰もが聞けばこの音ね~というくらいのピアノです。fenderブランドのRhodesを持っているなんていったら、ちょっと一目置かれるようなピアノでございます。

そしてついにこの夏レストアスタート!!

「もう黙って見ていられん!ローズを完全復活させる!そのかわり、これは『俺のもの!』とする」ということで、早速夏休み前に、アメリカのヴィンテージキーボード屋さんから内外パーツを購入。当初、ショップでも不足パーツが多々ありましたが、「このサマーバケーションのミッションだ!」とお店にお願いし、無理言ってパーツを揃えてもらいました。。。お世話になりました。。。

夏休み~(といっても9月半ば)。。。
始まりました。まずは外装のリニューアル!ベタベタです。電動のサンダーで糊やガムテのベタベタを徹底的に取り除き、割れてしまった木製パーツなどの修復に挑みます。これだけで、数少ない夏休みは終わってしまいました。
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後は毎日毎日、深夜に仕事から帰宅すると、作業場に閉じこもり2時~3時まで作業です。相方にストップを強制的にかけられなければ、徹夜する勢いでした。1日一面づつを新しいボンドで丁寧に乾かしながら接着して行きます。基本的には壁紙を貼る要領と全く一緒です。私内装屋の息子だけに、結構得意です~。


毎日、マイニチ、 こつこつ、コツコツ。。。


外装終わり!オウ!なかなかいい感じです。なんかすっかり完成気分♪
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しかし…そうです。電子部分もぶっ壊れています。。。久しぶりにテスターなんぞを使い、You Tubeでアップされているメンテ動画を見ながらチェックします。おおよその壊れている場所が無数にあって、おおよそは見当はついたのですが、なにせ古いので、パーツが自分じゃどうにも手に入れられませんし、確実に自分の診断が出来ているのかはあてになりません。。。


どこか、国内で修理してくれるところを探さないと。。。ということでネットで調べて、いくつかの連絡先に当たってみるも。『そんなん出来ません』『うちの店で買ったんだったら見ます』など、絶望あらら状態。アメリカでメンテしてもらおうものなら、輸送費等含めると、10万円は超えちゃいそうです。。。そんな中、東京三鷹台にあるR-Boxさんというショップに行き着きました。メールで問い合わせをした後、快い返事!さっそく伺います。ひっそりした店舗には所狭しとヴィンテージキーボードが並んでいます!マニアックな空気で失神しそうです。「1週間ほどいただけますか?料金も1万円ちょっとかな~。もし超えちゃうようなら連絡しますね」何とも頼もしい!


そして1週間後、悪いトランジスタ2個をはじめ、各種電気部品を交換していただき、パーツも交換していただき、ハンダが腐っているところも付け直してもらって、すっかり直っていました!値段も破格の13800円!ありがたや…ありがたや…


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という訳で、
【俺の!】Fender Rhoades Suitecaseの再登場です。
鳴らしてみると、へたくそな僕でもなぜかうまくなった気にさせてくれる、この揺らぎ!さあ!何から弾いてみようか。
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いやいやまてまて、僕はなんか弾けるんだっけ??
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by nacky_gacky | 2009-12-07 00:06 | MUSIC


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